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住宅ローンで失敗する人の割合

2018-01-07

今日は1月7日ですね。正月気分からすっかり通常モードに切り替わっった人、

まだまだ正月気分に浸っている人、それぞれおられるかと思いますが(笑)

ことマイホームづくりにおいては細心の注意を払うことが必要です。

 

住宅ローンを借りることにおいて不安をお持ちの方がおられると思いますが

それは正しい不安だと私は思います。もし失敗したら・・・・・

やり直しができないほどのダメージを受けるのが一般の人でしょう。

 

万が一ローン破綻を起こしたらどうなるのか?

まず第一に、マイホームを手放して賃貸生活に逆戻りです。

つまり生活空間が狭まるのが一般的だと思われます。

ほかの家族はどう思うでしょう?

「前の家のほうが良かった」と子供に言われた場合、どう感じるでしょうか?

つまり精神衛生上とてもよくない状況に追い込まれてしまいます。

 

精神的な問題だけでしょうか?

いいえお金の問題も発生します。

ローン破綻を起こした時点で、ローン残債という莫大な借金を抱えるのが普通です。

当然家は売却するのですが、新築時に投入した家づくりのお金に見合う代金では

売れませんよね。中古ですから・・・・

ローンのの残債はどうなっているかというと、あまり減っていないのが実情です。

 

なぜかというとローンの組み方に起因します。

95%以上の方が、元金均等方式ではなく、元利均等方式で住宅ローンを組みます。

元利均等方式の仕組みは、返済の初めのほうで、返済総額のうち金利が大部分を占め

元金返済に充てられる部分はわずかです。(返済の最後のほうでは逆転します)

そのため、月々8万円の返済をしていた場合、5年間で500万円の返済をしていたと

しても元金は150~200万円しか減っていないことになります。

 

ですから、ローン破綻した場合、ローン残債という莫大な借金を抱えるのが普通です。

任意売買(ローン破綻の前に自ら売りに出す)ですらこうですから、競売(金融機関が

自分の債権を少しでも回収するために裁判所を通じて入札により売却する仕組み)

だと通常相場の7割くらいにしか売れませんから、さらに大きな借金を抱えることに

なります。(悲惨でしょ~)

 

ネット情報によると、住宅ローンを組んだ人の4割が失敗しているか方がいると

いわれていますが(破たんしていない方も含む)、それほどでないとしても

住宅ローンの借入額を決めるには最新の注意が必要ですね。

 

ネットのうわさではなく、実際どれぐらいの方が住宅ローンで失敗しているかを

統計値で次回ご説明しますね。

 

 

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