ネットのうわさではなく、実際にどれぐらいの方が住宅ローンで失敗しているか
万が一ローン破綻を起こしたらどうなるのか?
まず第一に、マイホームを手放して賃貸生活に逆戻りです。
つまり生活空間が狭まるのが一般的だと思われます。
ほかの家族はどう思うでしょう?
「前の家のほうが良かった」と子供に言われた場合、どう感じるでしょうか?
つまり精神衛生上とてもよくない状況に追い込まれてしまいます。
今、日本において年間80万戸の新築住宅が建てられています。
その内訳は賃貸用が約半分の40万戸、所有権にかかわる住宅が40万戸です。
一方、築浅の所有権にかかわる住宅が年間6万戸売り出されているという統計値があります。
上記を紐解くと、こんなことが明らかになります。
6万戸÷40万戸=0.15(15%)
つまい「7人に一人の割合でマイホームを手放している」という事実が浮かび上がります。
転勤などの理由で築浅のマイホームを手放している人もあるかと思いますが、
私の経験上、そんな人は少数です。ほとんどの方が定期借家権などを利用して、
マイホームは手放さない人がほとんどかと思います。
では、なぜ7人に一人の割合でマイホームを手放す人がいるのでしょうか?
よっぽどの理由でしょう。よっぽどの理由とは・・・・
住宅ローンの支払いがきついからだと思います。
つまり住宅ローンを組んだ人の7人に一人がその支払いで苦しんでいるのです。
この事実を知らない人がいかに多いことか!
そんな方は、資金計画やライフプランを軽視して、いきなり物件探しからマイホーム購入を始めてしまいます。
そして子供が高校生になったころや老後にキャッシュフローの不足が生じ、家を売らなければならない
状態に追い込まれてしますのです。
今の高校生が塾に通うと、毎月の授業料は8万円かかるのをご存知ですか?
老後60歳代のご夫婦の生活費が27万円もかかっているのをご存知ですか?
マイホーム購入を考えている方に申し上げます。
購入前に、しっかりした資金計画とライフプランを必ず受けてくださいね!